VSCodeでLive Shareしながら draw.ioを使ってみた

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はじめに

アルバイトで複数人でRDBのテーブル設計をする機会があったのですが、複数人で同時にER図などの編集ができないかなと良い方法を探していたら、VSCodeの拡張機能に便利そうなのがあったので試してみました。

環境

  • macOS Big Sur バージョン11.5.2
  • Visual Studio Code バージョン: 1.64.1 (Universal)

使用技術

  • Visual Studio Code
  • Live Share
  • Draw .io Integration

Draw .io Integrationの導入

  1. VSCodeを立ち上げる
  2. 拡張機能の検索窓に「Draw.io Integration」で検索して、インストールする。拡張機能は下記の画像の赤で囲んだ箇所からインストールできる。
    drawio2.png
  3. VSCodeを立ち上げ直す。
  4. 拡張子が.drawioのファイルを新規作成するか、既存のファイルを開く。

これで、VSCodeで.drawioのファイルの編集などができるようになります。

Live Shareの導入

  1. VSCodeを立ち上げる

  2. 拡張機能の検索窓に「Live Share」で検索して、インストールする。

  3. VSCodeを立ち上げ直す。

  4. 下記の画像の赤で囲んだアイコンをクリックを押すと、「共有」と「参加」のボタンが出てくると思います。ここで、自分のファイルを編集する場合は「共有」、他の人のファイルを編集する場合は「参加」を押してください。今回は、「共有」を押した場合の手順で進めます。
    drawio4.png

  5. 共有を押すと、urlが取得できます。もし、取得できていなかったら右下の「Copy again」押してください。どこかにペーストすることでurlをみることができます。 drawio5.png

  6. 5.で取得したurlを共有したい人に教えてください。共有された人はそのurlにアクセスすることで共同で作業できるようになります。

これで、複数人で作業できるようになります。

ここまでできたら後は、.drawioファイルを作成し、Live Shareをするだけで複数人でER図などを編集することができます。

おわりに

今回Draw.io Integrationを使ってみて、ブラウザを開かずに.drawioファイルを編集できることに感激しました。また.drawioで図なども作成できるのでVSCodeだけで色々なことができるなど改めて思いました。


By kiyo